6月4日(土)に参加した山北訪問で、林業体験を行いました。山北町で実際に林業に携わる冨田さんが人から譲り受けたという山にお邪魔して、杉やヒノキの間伐を体験しました。冨田さんの話によると、間伐というのは木の間引きのようなもので余分な木を伐採することだそうです。植えた木々が成長して密になりすぎると光が下の土まで届かず、山の表面に草が生えなくなります。草が無いと雨が降った際に水が草に吸収されずに、直接土に吸収されて土砂災害が起こる危険性があるというそうです。そのため間伐が必要とのことで私たちはその中でも簡単とされる木の皮をむいて水分の供給を行えなくして、木を枯らすというやり方で間伐を行いました。のこぎりで木に切れ目を入れてその切れ目に木の棒を差し込み、皮をめくるという作業は、一見簡単な作業ですが山の足場がぬかるんでいて不安定だったので結構大変でした。しかし、自然の中で作業するのはとても気分が良く、とても楽しかったです。

(近藤俊輔)