山北町訪問1日目に林業体験を行いました。山北町で林業を行っている富田さんの山を訪れて、今回皮むき間伐の体験をさせて頂きました。ところで皆さん、山奥からどのようにして大きな木を運ぶか考えたことはありますか?皮むき間伐とは木の皮を剥き、立ち枯れさせてから切り倒すことです。通常の間伐では、伐採時の木は沢山の水分を含んでいて、非常に重いため、運び出すのは大変です。一方皮むき間伐では、切り倒す前に乾燥させるので、伐採時には軽トラックで運べるくらいに木が乾燥して軽くなります。また女性や子供でも行いやすく、体験にも適しています。
今回の皮むき間伐では、皮をむくための竹ヘラを自分で作り、木に切り込みを入れてから皮を剥きました。山の足場が不安定で動きにくかったですが、全身を使って皮を剥くことがとても楽しかったです。剥いたあとの木は水分がありツルツルしていて、とても新鮮でした。みなさんも是非林業を体験してみてください。
(廣瀬琳)